「なんでいつもあの人は…」「あの人のせいで仕事がうまく…」職場にいるずるい人、あなたはもうイライラしていませんか?
仕事中にずるい行動をする人を見かけると、誰もがイライラしますよね。しかし、イライラするだけでは何も解決しません。
以前、私も職場でずるい人に悩まされていました。しかし、この記事で紹介されている方法を実践することで、ずるい人の行動を見破り、巧みに対処することができるようになりました。
今では、ずるい人に振り回されることなく、自分の仕事に集中できるようになりました。職場でのストレスも減り、仕事がより楽しくなりました。
この記事では、職場のずるい人を見破り、対処し、距離を置くための方法を徹底解説します。これらの方法を実践することで、職場で賢く立ち回り、快適な職場環境で仕事をしましょう!
- 職場のずるい人の特徴と見分け方
- ずるい人から身を守る具体的な対処法
- ずるい人の心理戦略:イライラせずにずるい人に勝つ方法
- ずるい人は幸せになれない理由:実際の事例
職場に簡単な作業しか選ばない
— yui (@jesse611fuka505) April 19, 2024
めちゃずるい人いてクソイライラ(口悪)
あーもう職場にずるいおばさんがいてイライラする!やっぱり年取るとずる賢くなるのね…自分はいいようにこなしてるフリして嫌なことから逃げる。都合よく動く。思い通りにいかないと不機嫌になる。あんな大人にはならないようにしよ
— はな (@hapinyaaaa) September 21, 2013
職場のずるい人の特徴と見分け方
ずるい人は、一見すると優しかったり、仕事がデキるように見えることがあります。
表だって間違ったことをしているわけではなく、むしろその言動は正論が多いのが特徴です。
しかし、その裏には自己利益を最優先にする狡猾さが隠れています。職場では、一見すると正論を語り、正当な行動をとっているように見えるため、周囲からはなかなか見破りにくいのが実情ですが、よく観察すると、以下のような特徴が見られます。
ずるい人の特徴
- 洞察力が高い: 相手の気持ちや弱みを見抜くのが得意です。そのため、自分にとって都合の良い人物を素早く見つけ出すことができます。
- 口が達者: 責任を巧妙にすり替え、言葉巧みに立ち回ります。
- 計算高い: 常に自分の利益を優先し、無駄な努力は避けようとします。
- 社交的で顔が広い: 多くの人と関わりを持ち、情報収集に余念がありません。
しかし、親しげに接してくるのは、利用価値があると判断した相手だけです。 - 見返りを求める: 親切に見える行動でも、必ず見返りを期待しています。純粋な善意からの行動はほとんどありません。
これらの特徴をすべて兼ね備えているとは限りませんが、いくつか当てはまる人は要注意です。
ずるい人の見分け方
ずるい人は、巧妙に自分のずるさを隠そうとします。ずるい人なのか偶然の行動なのかは、以下の点に注意して確認していきます。
- 態度の変化を観察:ずるい人は、知らないうちに上司や権力者と仲良くなっています。自分の印象をよく見せようとする行動です。
- 約束の履行状況:口約束で終わらせようとし、書面やメールでの確認を避ける傾向があります。これにより、後から責任を回避しやすくなります。
- 他所での行動を聞く:周囲の人にその人物が同じような行動をしていたかについて尋ねてみましょう。ずるいかどうかを直接的に質問してはいけません。聞かれた人が気づいていない場合もありますし、陰口になることを恐れて本当のことを言わない人もいます。
- 過去の行動をチェック:過去にどのような行動をしたかを調べることも有効です。過去の行動はその人の本性を映し出します。誰かがやらなきゃいけない仕事について、それとなく避けていて、結果的に一回もやっていない、、など。
- 自分の感覚を信じる:直感も重要です。「何かおかしい」と感じたら、その感覚を無視しないようにしましょう。
実体験(責任回避)
筆者の前職にもずるい Tさんがいました。
「良い人・明るくよく喋る人」として知られていましたが、よく観察すると上司には非常に従順で、同僚には指示を丸投げすることが多かったのです。
ある日、上司が不在の時に大きなミスが発覚しましたが、Aさんは「私は何も聞いていない」と責任を回避しました。
結果的にその部署の人間全員でカバーして事なきを得ましたが、上司が T さんの言い分を全面的に信用していることが印象深かったです。
実体験(巻き込み)
Tさんは結構重要な出来事や判断が必要な事項を、他の人がいないところで雑談のように話しかけてきます。
私は T さんの 上司 ではないので、適当に相槌を打つしかないのですが、事が大きなトラブルになると、「〇〇(私)さんにも言いましたよね」などと言って、「相談したのに間違った方向を示された」みたいな空気感を作られて、つらかったです。
実体験(逃げ・押し付け)
知らないうちに楽な仕事ばかりやっていて、きつい仕事がこちらに回ってくることもあります。
よくよく理由を聞いてみると、Tさんが「僕はできないが、向いてるのは◯◯さん」と裏で上司に仕向けていたことが判明しました。
実体験(横取り)
こちらがやった仕事の手柄を横取りされることもあります。
例えば、こちらが8割の仕事をこなし、Tさんが2割の貢献しかしていないのに、報告する役目をかってでて、あたかもTさんが全てをやったように見えることがありました。
心理戦略の基本:イライラを抑えてずるい人に勝つ方法
ずるい人に勝つためには、その人の心理を理解し、戦略的に行動することが重要です。
以下に、ずるい人に対抗するための基本的な心理戦略を紹介します。
1. 相手の心理を読む
ずるい人の行動は、損得勘定に基づいていることが多いです。
彼らは自分にとって有利な状況を作り出すために、他人を利用しようとします。
自分が得な方向にしか動かないので、動きとしては予測しやすいため、動きを先読みし対応策を考えます。
2. 冷静さを保つ
ずるい人に対しては、感情的にならずに冷静さを保つことが重要です。
感情的になると、相手に付け込まれる隙を与えてしまいます。
冷静に対応し、理性的な判断を下すことで、相手の策略に巻き込まれないようにしましょう。
3. 主導権を握る
ずるい人に対抗するためには、自分が主導権を握ることが大切です。
会話や交渉の場では、自分のペースで進めるように心がけましょう。
質問を投げかけたり、話題をコントロールすることで、相手の思惑を打ち砕くことができます。
4. ポジティブな態度を保つ
ずるい人に対してポジティブな態度を保つことで、相手のネガティブな影響を受けにくくなります。
前向きな姿勢で接することで、相手の策略に引っかからず、自分自身の心を守ることができます。
職場のずるい人から身を守る具体的対処法
ずるい人に対しては、正攻法で対処することが効果的です。
ここでは、ずるい人に対する具体的な正攻法を紹介します。
1. 明確なコミュニケーション
ずるい人とのコミュニケーションは、明確かつ具体的に行うことが重要です。
曖昧な表現を避け、自分の意図や要求をはっきりと伝えましょう。
例えば、「この仕事は私の担当ではありません」「この問題については、上司に報告します」など、具体的な言葉を使うことで、相手に誤解を与えずに済みます。
2. 公平な態度を保つ
ずるい人に対しては、公平な態度を保つことが大切です。特定の人に対して特別扱いをすることなく、全員(自分も含めて)に対して同じルールを適用しましょう。
これにより、ずるい人が暗躍する場合でも、周りの目の監視が光ってずるい行動できない場合があります。
自分が不利益を被る場合でも、組織全体として効率が上がる決定を自分から進んで行うことで、「あの人は公正だ」というキャラクターを築くことができます。
3. 公式の手順に従う
ずるい人とのトラブルを避けるためには、職場の公式な手順やルールに従うことが重要です。
たとえば、報告書の提出方法や会議の進行など、ルールを厳守することで、ずるい人に付け込まれる隙を与えないようにしましょう。
4. 証拠を残す
ずるい人の行動に対する証拠をしっかりと残すことが重要です。メールやチャット、会議の議事録など、文章として残せるものはすべて記録しましょう。
これにより、万が一トラブルが発生した場合に、自分の主張を裏付ける証拠として使えます。
とは言いつつ、普段同じ職場で働いている場合には、その度に記録することができない可能性があります。
筆者は、ずるい人と二人きりで話をする(話しかけられてしまう)場合には、そのずるい人との会話では「上司に相談した方がいいですよ」と最後に付け加えるようにしていました。また、必ず上司筋や同僚にその事実を共有することで、身を守っていました。
「先日 T さんが ”〇〇発生で大変だ”と言ってましたよ。私も雑談レベルで聞いたので詳しいことは分かりませんが、かなり大変そうだった様子でした。このことで相談はありましたか?」
などとなるべくさりげなく伝えていました。
5. 助けを求める
ずるい人の思い通りになりそうなときには、周囲の助けを求めることも有効です。
この場合、「〇〇さんがずるい」と直接的に相談せず、「仕事の平等な分配」「公平性を保つにはどうすればいい」かなど、「公平な仕組み作りに悩んでいる」という方向性で相談してみましょう。
信頼できる同僚や上司に相談し、アドバイスをもらうことで、事実を伝えるとともに新たな視点や解決策が見つかることがあります。
また、複数の人から支援を受けることで、相手に対する圧力を高めることもできます。
6. 距離を置く
可能であれば、ずるい人との接触を最小限に抑えることも有効です。
物理的にも心理的にも距離を置くことで、ずるい人からの影響を減らすことができます。組織の人数は多い場合には、ずるい人との仕事には、なるべく関わらないようにしてみましょう。
7. 長期的な視点で考える
ずるい人に対抗する際には、短期的な勝利だけでなく、長期的な視点で考えることが重要です。
今すぐに解決できなくても、時間をかけてじっくりと対処することで、最終的にはずるい行動を起こせないような環境を整えていきます。
筆者の例:味方を探す
ずるい人に対処するために、組織内で同じ感想を持っている人を見つけるところから始めました。
「◯◯さんがずるい」とストレートに言わないまでも、伝えようとしたところで、そのずるい人は口がうまく、周りとのコミュニケーションも上手なため、あまり信用されない可能性があります
表立って批判したり露骨に味方を探したりすると、帰って自分が孤立してしまう危険性があります(他の人はずるいと思っていなかった場合)ので、「◯◯さんはずるい」という感想を持っている人がいないかを、こっそり確認する必要がありました。
味方探しのポイント:言葉の端々に注意
味方探しでは、会話の端々から小さなヒントを見逃さずに捉えることが重要です。
例えば、「〇〇さんてそういうとこありますよね」と軽く触れてみて、相手の反応を見ます。
ここで「そうそう、そういうことあるよね」という反応が返ってくれば、少なくともその人もずるい人に対して何らかの感情を持っていることが分かります。
筆者の例:味方を作る
「自分はマイナスに思っていないんだけど」という空気感で、◯◯さんの行動をあくまでライトに簡単に感想を述べてみるのです。
その場では「そうかな」という共感を得られない答えだったとしても、この問いかけが記憶の片隅に残り、今後そのずるい人の行動が目につくようになれば、いずれは味方になってくれる可能性もあります。
こうして徐々に感想を伝える人を増やしました。別の人から、同じような「〇〇さんはずるい」という情報を聞くと、本当にそうなのかもとはっきり気づくかせる効果を狙いました。
職場のずるい人は幸せになれない理由
ずるい人は、一時的には成功を収めることがありますが、長期的には幸せを感じることが難しいです。その理由を詳しく見ていきましょう。
理由1: 信頼を失う
ずるい行動は、周囲からの信頼を失う原因となります。
信頼は職場での人間関係や成功の基盤です。信頼を失った結果、協力者が減り、仕事がうまく進まなくなります。
また、信頼を回復するのは非常に困難です。信頼を失うことで、人間関係が悪化し、精神的なストレスも増加します。
理由2: 孤立する
ずるい行動を取る人は、周囲から孤立しがちです。孤立は、職場での孤独感を強め、仕事のモチベーションを低下させます。
孤立した状態では、重要な情報が入手しづらくなり、仕事のパフォーマンスにも影響が出ます。
孤独感が増すことで、精神的な健康にも悪影響を及ぼすことがあります。
理由3: 自分に対する評価が低下する
ずるい行動が明るみに出ると、自分に対する評価が急激に低下します。評価が低下することで、昇進や昇給の機会を逃すことになります。
また、自分自身も「ずるい人」としてのレッテルを貼られ、自己評価が低くなる可能性があります。自己評価が低くなると、自己成長の意欲も低下します。
理由4: ストレスが増える
ずるい行動を続けることは、常に警戒心を持ち続けることを意味します。
自分の行動がばれないか、他人がどう思っているかなど、常にストレスを感じることになります。
ストレスが増えると、健康面にも悪影響を及ぼし、最終的には心身のバランスを崩すことにつながります。
理由5: 幸せの本質を見失う
ずるい行動に走る人は、短期的な利益や成功に目を向けがちです。しかし、幸せの本質は長期的な信頼関係や自己成長にあります。
短期的な成功に固執することで、長期的な幸せを見失ってしまうのです。
幸せとは、一時的な利益ではなく、持続的な満足感や達成感から得られるものです。
職場のずるい人の末路:実際の事例紹介
職場でずるい行動を取る人がどのような末路を迎えるのか、実際の事例を紹介します。これにより、ずるさが一時的には成功しても、長期的には損をすることが分かるでしょう。
事例1: 上司の信頼を失ったAさん
Aさんは上司に媚びを売り、自分の成果を誇張することで一時的に高い評価を得ていました。
しかし、同僚たちは彼のずるい行動を目の当たりにしており、次第に彼の実態が上司にも伝わりました。結果的に、Aさんは信頼を失い、昇進のチャンスを逃すことになりました。
最初のうちはずるさを駆使して良かったよかったのです、長期的にはずるさが信頼を損なってしまいました。
事例2: 同僚を裏切り孤立したBさん
Bさんは自分の利益のために同僚を利用し、彼らの成果を横取りすることが日常茶飯事でした。しかし、同僚たちは次第にBさんを避けるようになり、彼は職場で孤立しました。
チームワークが求められるプロジェクトで、彼の孤立が致命的となり、最終的にはプロジェクト失敗の責任を取らされて退職に追い込まれました。彼のずるい行動が、職場での孤立を招いてしまったのです。
筆者の事例:ずるい T さん の末路
少なくとも私と同じ感想を持った2,3人は、ずるい T さんがあまり好きではなくなっていました。
T さんのために、「自分が多少苦労してでも何かをしてあげる」という気にはならなかったのです。
この時点で T さんの周りから少なくとも3人の協力者が消えていました。
そして私の上司もいつのまにか T さんのずるい行動に気づいていたようです。
あるタイミングから、仕事の分配は完全に平等となり、なんなら T さんの仕事量が多いくらいになっていました。
そしてその後、あるきっかけで自分と T さんの評価を知ることができたのですが、やはり Tさんの評価は私より「下」になっていました。
そして、そのことに気がついていない T さんが最も不幸な状態であるといえます。
嫌われる言動はしていないので、誰からも明確に指摘や避難をされていないのですが、「 T さんはずるいやつだ」という印象だけが徐々に広がったのです。
最終的にそのキャラクターが職場に根付いた頃には、「口がうまいだけの仕事があまりできないおじさん」というイメージが定着して、その後評価が上がることはありませんでした。
職場でずるい人にイライラしないための対処法とずるい人の末路:まとめ
- ずるい人は、表では正論を語り、正当な行動をしているように見せかけながら、自己利益を最優先にする狡猾さを持つ
- 職場のずるい人は、洞察力が高く相手の気持ちや弱みを見抜くのが得意で、口が達者で責任を巧妙にすり替える
- ずるい人は、常に自分の利益を優先し、無駄な努力を避け、社交的で多くの人と関わりながら、見返りを期待して親切に見える行動をとる
- ずるい人を見分けるためには、態度の変化や約束の履行状況を観察し、責任を回避する傾向があるかを確認する
- 他所での行動や過去の行動を調べることで、ずるい人が一貫して自己利益を優先する行動をしているかどうかをチェックする
- ずるい人に対しては、感情的にならず冷静さを保ち、理性的な判断を下し、相手の策略に巻き込まれないようにすることが重要である
- ずるい人に対抗するためには、明確かつ具体的なコミュニケーションを行い、自分の意図や要求をはっきりと伝えることが必要である
- ずるい人とのトラブルを避けるためには、職場の公式な手順やルールに従い、ルールを厳守して付け込まれる隙を与えないようにする
- ずるい人の行動に対する証拠を残し、メールや会議の議事録などを記録し、万が一のトラブルに備えることが大切である
- ずるい人の思い通りになりそうなときには、周囲の助けを求め、信頼できる同僚や上司に相談し、アドバイスをもらうことが有効である
- 可能であれば、ずるい人との接触を最小限に抑え、物理的にも心理的にも距離を置くことで、その影響を減らすことができる
- ずるい行動は一時的には成功することがあるが、長期的には周囲からの信頼を失い、孤立し、評価が低下して幸せになれない